歴史
もともとは2017年に精神障害者をきょうだいに持つ人たちのピアサポートの場として、あんなか兄弟姉妹会『ケセラセラ』として活動をしていました。
活動を重ねる中で、きょうだい同士で悩みを語り合うだけでは悩みの根源にある社会の偏見はなくならない、自分やきょうだいの生きづらさも解消されないと考え悩んでいました。
そんな時に、リカバリーフォーラムで『リカバリーカレッジたちかわ』さんの話を聴いて、これだと思い
その後『たちかわさん』やリカバリーカレッジの研究をされている東京大学大学院の宮本さんの協力を得てリカバリーカレッジあんなかを無事に開校することが出来ました。
主な活動
・総会(全員でカレッジをどうしたいか考えながら決めていくために時間をかけています。)
・文化祭
『人は見ようとする物しか見れない』と言う言葉を聴いたことがあり
まずは地域の人達にリカバリーカレッジの存在を知ってもらうことで偏見をなくすことや地域との関わりを作りたいと考えて始めました。
・ハイキング
(体を動かしながら会話を楽しみ心と体のリフレッシュを目的にしています。)
2022年度講座
• 4/10(日)  『当事者研究』
          NPO法人レジストレジネス理事長:斉藤  剛さん 
•  5/8(日)  リカバリーカレッジあんなか文化祭 
• 6/12(日)  『リカバリーカレッジおおた』さんの紹介 
         精神当事者会ポルケ 代表 山田悠平さん
•  7/3(日)  卒論『私はこうして病気になった』 
         根岸佐千子さん
  9/11(日)  『全自動成功システム 今を生きる』 
          一般社団法人 ワークスタジオ群馬 所長:笠井勇哉さん
  10/16(日) 『磯部温泉街の散策&座談会』    
  11/13(日) 『~仲間のリカバリーのために私たちは何をすればよいのか?~』 
          高崎健康福祉大学 准教授:池田朋広さん
  12/11(日) リカバリーストーリー『人生あれこれ』 加藤智さん
   1/8  (日) 『あいぐ はんぎどぅ どぅやびっかる』~歩く足にしか土は付かない~
        障害福祉サービス事業所ワークスタジオ吾妻・自立訓練スタジオ吾妻
        職員:阪本和樹さん
 2/12 (日)『ヘルマンハープ演奏』 島村敦子さん
 3/12 (日)総会準備&語り合い
大切にしていること
私たちは、安心して人と繋がれる居場所を提供すると共に、そこで様々な立場の人が対等に学び合うことで、皆さんが豊かに暮らせる地域を目指していきます。
リカバリーカレッジあんなかでは『医療』でも『福祉』でもない水平な関係での居場所や学び舎として活動をしています。
対等な関係で運営・企画・開催と共に行いながら、みなさんが学びたい充実した講座を企画していくことを大切にしています。
活動を重ねていくうちに
自分自身には
生い立ちからトラウマのような深い傷があることに気が付きました。
 そして参加されている方達も、ご自身でも忘れている辛い体験をされているなと想いました。
そんな方が蓋を開け過ぎてしまわないように、心がけながら大切に話ができる場所を目指しています。
 参加者のみなさんが『いい場所だな』と感じられる場所を心掛けています。
そのために誰からも否定されない安心出来る環境や仲間が必要と感じています。
 それぞれの方の経験や想いを大切にしていきながらそれぞれの人達の想いや体験がなかったことにならないように大切にされる場所にしていきたいと考えています。
いつでも悩みを共有し合いそれぞれが必要なことを考え相談し合える環境で
お互いに学びながら体験から得た知識を通して地域で暮らしていけるヒントにしていき
カレッジの仲間と繋がっていることで少しでも安心できて生活していけたらいいなと思いながら活動していています。